短編マンガ
「ベタ」と「王道」の違いがはっきりとわかったので 前回、中間報告として、私自身がこのコラムを書く中で、長年疑問だった「ベタ」と「王道」の違いについて論じました。みなさんご納得いただけたでしょうか? 私としては、とても理解が致したので、今回は…
中村明日美子さん「父と息子とブリ大根」について 今回は主に、中村明日美子さんの「父と息子とブリ大根」という短編作品について考えます。この作品は、短編集「片恋の日記少女」の中の巻頭作品で、全7作の中でも出色の出来ばえです。
今更かよって話なのですが、ようやく「夏目友人帳」を読み始めまして。現在3巻の途中まで読んだところなのですが、面白いですね。各話、1話完結の形を取っているので、私たちがこれから描く短編漫画の参考に大いになるというか、多くの方にとっては教科書…
「ドリフターズ」1巻がびっくりするぐらい面白かった事について 今回は、私がここ半年間読んだ漫画の中で、読んでいる途中で最も興奮した「ドリフターズ」を取り上げたいと思います。
「GTO」で読者が一番始めに「感情を動かされる」シーン 今回題材として扱いたい「GTO」は、1997年2号から2002年9号まで週刊少年マガジンに掲載された藤沢とおるさんの代表作です。何度かテレビドラマ化され、その度に大きな話題になりましたし、続編も出てい…
はじめに 久しぶりに、コラムの連載をしようと思います。理由はいくつかあって、今年の3月に2冊めの本のお仕事が終わり、漫画技術・技法についての僕の中のストックが無くなった(全てを出し尽くしました!)ので、新しい何かを考えなければならないのもあ…